WEBフォントにあんずもじを設定してみた(サンプルあり)

WEBフォントの設定方法

最近流行り?の「WEBフォント」を試しに実装してみた。

WEBフォントとは、
CSS3の@font-face機能の事。

自分のサーバーにフォントデータをアップして、
CSS3の@font-face機能で呼び出して、
どのPCでも同じフォントで表示されるようにする事です。

便利な「WEBフォント」

普通、
特殊なフォントを使用した部分は、
PC同士の互換性を考えて画像として書き出します。

画像で書き出すとは、こういう事。
WEBフォントとはこういう事
WEBフォント便利そうですが、
本当に良い事ばっかりなんだろうか?

ということで、検証~!

WEBフォントと画像の比較

参照ページ:http://ascii.jp/elem/000/000/465/465458/

項目 WEBフォント 画像
編集、更新 テキスト打ち直すだけなので簡単 画像の修正なので面倒
SEO効果 高い(テキストなのでクローラーに判別される) 低い(altしか読み込まない)
ページ読み込み
(容量)
フォントによって異なります。日本語フォントはかなり重なるし、英数字のフォントなら、画像の場合より軽くなります 画像を多用している場合多少重くなりますが、WEBフォントで日本語を使用している場合よりは軽いかと思います
ブラウザ上でのテキストのコピー
(反転など)
可能 不可能
アンチエイリアス フォントに依存 画像作成時に指定できる

比べてみると、
日本語はあまり向いていない可能性がありますね。。

ライセンスと対応ブラウザ

今回、試しに実装してみたのは「あんずもじ」。

「あんずもじ」は、
無償での利用は商用・非商用を問わないフォントですが、
Web上で配布・公開する場合には、
リンクが必要なフォントです。

ということで、リンク↓

■「あんずもじ」作者情報
【著作権者】 京風子(Kyoko) 氏
【作者ページ】http://www8.plala.or.jp/p_dolce/

このようにフォントにはライセンスがあるので、
実際に使うときは、調べてから利用して下さい。

対応ブラウザ(2011年2月現在)

あと、対応ブラウザのチェックをして下さい。
現在のところ、まだ実用化というレベルではなさそうです。

・Safari 5.03
・IE 6-9
・Firefox 3.6-4
・Chrome 8
・iOS 3.2-4.2
・Android 2.2-2.3
・Opera 11

実装手順

行きますよっ!
スケキヨ風)

①フォントをダウンロード

WEBフォントとして使用できるフリーのフォントをダウンロードします。
(必ず、WEBフォントとして使用可能かどうか確認して下さい)

日本語のフリーフォント
WebFonts として利用できるフリーの和文フォント
漢字が使える日本語フォント 無料ダウンロード 46種類
国内初、無料で日本語のウェブフォントが手軽に利用できる「デコもじ」

②フォントデータの変換

ブラウザによって、対応するフォントの拡張子が異なります。

.eot(IE用)
.ttf(Safari、Opera用)
.woff(Firefox用)

クロスブラウザ対応させるには、
最低限、これらの拡張子のフォントが必要となるので、
必要な拡張子のフォントデータを、
フリーの変換ソフトを使って作っちゃいます。

「あんずもじ」は.ttfだったので、
新しく、.eotと.woffを作成しました。

TTC→TTFへ分解(メイリオで使いました)
メイリオフォントのttfファイルへの分割

TTF→EOTに変換
ttf2eot

OTF→TTF(色々できる?)
online font converter

WOFFを作る
FireFox3.6bでWOFFフォントを試す
※サイトで変換用のデータをダウンロードして、フォントデータをドラッグドロップして使うタイプです。

③CSSでフォントデータを読み込む

記述は以下の通りです。

@font-face {
font-family: 'font1';
src: url(../font/anzu.eot);
src: local('hide from IE'),
url(../font/anzu.woff) format("woff"),
url(../font/anzu.ttf) format("truetype");
}
p.anzu {
font-family: 'font1';
font-size: 25px;
}

2行目の記述”hide from IE”は、IE対策用の記述です。
IE9以下ではsrcに一つより多くのフォントを指定すると、
ロードに失敗をしエラーになります。

この対応策は、他の方法もあるようです。
(コリスさんの方が正確なような気が…;)
IEを含めた主要ブラウザと各スマートフォンに対応した@font-faceの指定方法

@font-faceの1行目で指定している「’font1′」の部分は、
お好きな名前に設定して下さい。

後でbodyなどでfont-familyで呼び出す時に、
その名前を使用します。

…お気づきですね?
何故、好きな名前で設定するのか。。

そうです、WEBフォントは何個も設定できます!

@font-faceを設定したいフォントの個数ぶん羅列して、
好きな名前を付けて呼び出す、
これだけです。

ただ最初に書いた通り、注意が。

日本語フォントはかなり重いです。
ページを読み込むまでに時間がかかります。。。

1個でも時間かかるのに、
何個も設定するのはナンセンスですよ。
(英文フォントなら早いです)

完成!デモページ

ということで、無事完成ですよっ!

サンプルページ
サンプルソースダウンロード(zip形式:9.30MB)

今回実装してみた感想ですが、
日本語フォントは容量の問題で実用的ではなさそうです。
英文フォントなら問題なさそうですね~。

関連する記事

ページTOP